犬は人のように全身で汗をかけません。体温を下げる主な手段はパンティング(ハァハァという口呼吸)と、肉球などごく一部の発汗だけ。そのため気温・湿度が上がると、人が思う以上に早く体温が危険域に達します。
わが家のボストンテリア「源」は典型的な短頭種(鼻のつまった犬種)です。短頭種は気道が短く、構造的に放熱が苦手。同じ散歩コースでも、源は他の犬より明らかに早くバテます。実際に源と暮らして痛感したのは、「人が暑いと感じた時点では、犬はもっと暑い」ということでした。
とくに注意したい犬
- 短頭種(ボストンテリア・フレンチブルドッグ・パグ・シーズーなど)
- 子犬・シニア犬(体温調節が未熟/衰える)
- 肥満ぎみの犬・厚い被毛の犬(熱がこもりやすい)
- 心臓・呼吸器に持病のある犬
当てはまる場合は、この後の対策をより早め・強めに行ってください。それでは、犬と過ごす時間が長い散歩・室内・お出かけの3シーン順に、具体策を見ていきます。